ごあいさつ 瀬田 公和
早いもので昭和13年寅年官庁団体役員・上場企業役員会が設立されてから33年が経ちました。創立者であり、常に寅年会の次の展開、夢を語り続け最も寅年会を愛した濱田君もこの世を去りました。
病床に見舞っても彼はいつも寅年会や大阪経済倶楽部を気に掛け話題にしていました。実際に寅年会は濱田守久という人物の存在があって始めて成り立っていました。良くも悪しくも彼の寅年会であったのです。
そして彼が去った今、寅年会は新たなスタート地点に立ちました。寅年会をお世話してくださっている大阪経済倶楽部の事務局の皆さんに私は「濱田君という接着剤がなくなった後をどうするのか」という課題を提起しました。今回の新たな立ち上げが彼らの回答でありましょう。期待をして見守るつもりです。 そして私は、濱田君の夢がどのように結実するか、今しばらく付き合っていこうと考えています。
ごあいさつ 村田 光平
日本を見舞った未曾有の大震災と津波更には福島原発事故は、日本のみならず世界に人間の生き方の変革を迫る「母なる大地」の警告でした。
破局に人類を向かわせる「力の文明」を、命の継承を至上の価値とする母性原理に基づく「和の文明」へ転換すべき新しい時代の到来です。
世界が直面する危機は文明の危機であり、その解決には人類の叡智の地球規模の動員が必要とされます。その一環として日本も国難克服のためにあらゆる立場の相違を乗り越えて総力を結集することが求められております。
寅年会はまさにこのような時に新しいスタートラインにたったのです。日本の総力結集の中核の一つとなることを目指して、寅年生まれの枠にとらわれずに、これまで培われた人脈を生かして、日本再生に向けて貢献していくことが切望されます。
ごあいさつ 渡辺 祥二 (会長)
皆様益々ご清祥のこととお慶び申し上げます。
種々厳しさを増す環境、変化の中で、更なる改革を推進していかねばならないと考えております。
大阪経済倶楽部全員が心を新たにし、機能の発揮に向けて努力してまいります。